気づけばワインを飲むようになり、気づけばワインが好きになっていて、気づけばワインは私にとって必要不可欠な

ものとなっていました。

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私には、まだ保育園に通う小さな子どもがいます。そんな状況でなぜ起業したのか？

小さな子どもがいても、時間に縛られずに、やりがいのある仕事ができると思ったから。

自分らしく、好きなことをして生きていきたい。妻になっても、母になっても、ちゃんと自分をいきたい。

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私は、ずっと飲食店で働いてきましたが、妊娠を機に辞めました。

子どもがそろそろ幼稚園に通う年頃になり、また仕事を始めようと思うようになりました。

ワイン業界から離れることも考えましたが、ワイン以上に夢中になれそうなものは考えつきませんでした。

​ワインフィッターを知った時に、これなら小さな子どもがいても、ワイン業界でやりがいを持って働けると思いました。

​結婚前は、いつか自分にしかできない何かがしたいと思っていたので、ワインフィッターとして生きることで、この先の人生も自分らしく楽しく生きていけると思ったのです。

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誰かに贈り物をする時に、本当に喜んでもらえる物を考えるのも好きだったし、これまでの人生を振り返ると、相談されることや、人と人の間に立ったり、気づけば人と人を繋げていることも多かった。

お客様に親身になって寄り添えるワインフィッターは私にピッタリではないかと思ったのです。

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開業にあたり、振り返りをし気づいたのは、私はワインに出会って幸せになっていたこと。

​仕事でもやりがいを持てたし、ワインがきっかけで知り合った人と結婚し、夫がワインバーで知り合った先生に出産でお世話になりました。先生が慎重に診て下さっていたおかげで、子どもは手遅れにならずに無事元気に産まれました。

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ワインに恩返しがしたい、お客様にワインからもらった幸せのお裾分けをしたい、そんな気持ちがあることに気づいたのです。